【最新動向】陳情数100を突破! 山は動いた! 陳情は委員会へ?

札幌市共生社会推進条例

札幌市の共生社会推進条例について、みなさまにいろいろとご協力いただいていたところですが、本日、札幌市議会事務局を訪ねて陳情の取り扱いについて伺いました。以下、議会事務局から伺った話に若干の私見を加えた報告です。

まず共生社会推進条例についての陳情数は100を超えているということです。

通常、市民からの陳情については、議長が受け付けた後、委員会付託が必要か、会派協議で判断します。通常はこの会派協議でほとんどの陳情は振り落とされます。共生社会推進条例については市は、市長公約として成立に強い意欲を見せていました。それだけに条例に対する反対や修正を求める陳情は、その場で振るい落とされる可能性が高いものでした。

ところが単一案件に対して100を超える陳情は普通なく、通常であれば、総務委員会への付託ですが、断言はできないが、陳情数の多さから委員会への付託はほぼ間違いないだろうとの話でした。それも通常であれば総務委員会付託ですが、予算特別委員会への付託になる可能性も高いとのことでした。

突破困難と見られていた会派協議を通過し、しかも総務委員会から予算委員会へと格上げしたステージにこの問題を上らせることができる可能性も見えてきたというところです。

今後ですが、現在も陳情が到着している中で、どのように取り扱うのか、検討中とのことです。数が数ですから全部を一つひとつというわけにはいきません。主要な意見毎にまとめての審議になるのか、ある程度取捨選択しての審議とするのか、対応を会派と議会事務局で検討している段階ということです。

また総務委員会か予算特別委員会か含め、本来なら13日の開会までには整理しなければならないのですが、続綿と陳情が到着している中で、きわめて異例なことながら取り扱い方針は13日を過ぎても決まらないだろうとのことでした。

札幌市議会の令和7年第1回定例会は2月13日から始まります。この日に提出案件についての説明が市からなされます。共生社会推進条例についての言及も予想されますが、実態的な審議は委員会となります。それでも市民の関心の高さを示すために、本会議への傍聴をよろしくお願いいたします。

市議会の傍聴については下記リンクをご参照ください。引き続き状況把握を進め、適宜お知らせいたします。引き続きよろしくお願いいたします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました